ゾウ保護基金
ゾウは今絶滅の危機に 〜10年間で半減〜

ゾウは農地開発で生息地が失われ、象牙のために乱獲されてきました。アフリカゾウは1970年代末からの10年間でアフリカでは象牙目的の乱獲によって、132万頭から62万頭に半減してしまいました。1989年に国際取引が全面禁止されたため急激な減少は止まりましたが、密猟は依然として続けられています。 そのうえ日本は象牙取引再開を強く求めつづけています。アジアゾウも農地開発による生息地の減少と密猟で、現在3万5千〜5万頭しか生息していません。1975年から国際取引が禁止されていますが依然として密猟者に狙われつづけています。ゾウを守るのはゾウのためだけではありません。巨体のゾウが歩いたり木を倒すことで森の中に道ができ、そこから光が差込み植物が成長します。ゾウだけしか食べられない木の実は、ゾウのフンによって遠くへ運ばれ発芽する共生関係にあります。また乾季にゾウが掘り当てた水が、他の動物の水場になります。ゾウは長い年月をかけて出来上がった地域生態系の一員として、なくてはならない存在なのです。
ゾウの分布推移 (紫:100年前→黄:現在)

ゾウ保護基金のおもな助成先
インド野生生物トラスト(WTI)
インド各地の保護区へ必要物資の支援やレンジャートレーニング、災害時の動物の救援、生息地を結ぶ回廊の設置、野生生物の取引調査や利用産業に対する普及啓発などを行っているNGO。WTIを通して各保護区へ助成をすることで、状況にお合わせて重要度の高い地域への支援が可能となります。
ツァボ国立公園
ツァボ国立公園はイーストとウエストの2つの公園に分割されていますが、2つあわせると、ケニアのなかでもっとも広く、ゾウの生息数がもっとも多い国立公園です。
ルアハ国立公園
セレンゲティ国立公園に次いで、タンザニアで2番目に広い国立公園で、ゾウの生息数がアフリカ大陸で2番目に多い国立公園です。現在横行している、組織化された密猟団は国立公園所属のレンジャーより良い整備を備えているため、密猟パトロールを行うレンジャーへの支援は緊急となります。
国内での普及活動
動物園、デパート、コンサート会場などで講演会やパネル展を開き、トラの危機的な現状を多くの方々に知っていただいてトラを絶滅から守るために私たちにできることを呼びかけています。 これらのイベントで展示する写真パネルは、動物写真家の田中光常氏や吉野信氏に提供していただいています。これらの展示物の貸し出しも行なっています。






