2018年注目されたニュースTop10

キウイ

2018年 JWCSのTwitterランキング
JWCSは野生生物保全につながる、おもに海外のニュースをツイッターでシェアしています。2018年に多く読まれた記事(インプレッション)上位10位を発表します。

第10位 EUで関心の高いウナギの保全
ヨーロッパウナギの資源量は90%下落。IUCNレッドリストでは「深刻な危機(CR)」とされています。ニホンウナギ、アメリカウナギの「危機(EN)」より高いランクです。そのため中国への密輸や日本の消費が注目されています。

第9位 トッケイヤモリの違法取引
日本でもペットとして取引されている野生由来のトッケイヤモリ。そのトッケイヤモリの組織的な違法取引がインド東北部、ネパール、ブータン、バングラディシュで数百万ドル規模になっています。

第8位 鳥8種の絶滅が明らかに
アニメ映画「Rio(ブルー初めての空へ)」に出てくる青いオウムを含む、鳥類8種が野生下で絶滅していたことが明らかに。

第7位 アフリカの国々によるゾウ保護の動き
ゾウを守りたいアフリカの国々が結成したアフリカゾウ連合(AEC)の会議がエチオピアで開催されました。

第6位 世界のウナギを調査した報告書
2018年7月に開催されたワシントン条約動物委員会には、現在附属書Ⅱに掲載されているヨーロッパウナギ以外の未掲載のウナギについて調査した報告書が提出されました。

第5位 種の絶滅の持つ意味
生物の進化史からみると、現在起きている種の大量絶滅はどのような意味があるのか?その論文が注目を集めました。

第4位 どんな両生・爬虫類ペットが野外に放される?
ペットは最後まで責任を持って飼いましょう。

第3位 インドが規制強化
インドは野生由来の全てのCITES掲載動植物種(2種の木とその製品を除く)の商業輸出を禁止するとCITES事務局を通じて締約国に告知しました。

第2位 爬虫類ペット密猟で日本人が南アで有罪に
日本人の男、南アで有罪判決 アルマジロトカゲ違法所持:朝日新聞デジタル https://t.co/X7LuOOw2Bf

1位 ニュージーランドの外来生物対策
ニュージーランドは外来の捕食動物を2050年までに取り除く目標を掲げ、酒造メーカーがサポートする事業が注目を集めました。

解説をJWCSのオピニオンブログに掲載しています。

対象期間2018年1月1日~12月15日