【CBD COP11レポート】午前3時の閉幕

生物多様性条約COP11は10月19日(金)に終了予定が20日午前3時過ぎに終了しました。

19日は午後6時からの次回開催国の韓国によるレセプションで終了する予定でした。ところが前回の名古屋COP10と同じように、全体会議までに最終文書を用意できなかった議題があり、別室での交渉が続きました。
 レセプションは隣接するホテルの庭でありました。乾季に入ったデカン高原の町ハイデラバードの夕闇は心地よく、会議の成果が出た後だったらどんなに良かっただろうと思いました。
 
 
 
 
日本から参加していたNGO関係者は多くが19日の夜に出発する飛行機を予約していたので、会議の成り行きを気にしながら会議場を後にしていました。ところが午後9時半のホテルに帰る最終のシャトルバスの時間になっても、全体会議が再開する気配がありません。
 

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会議場は町はずれにあるので、この時間ではシャトルバスしか交通手段がなく、徹夜を覚悟して会議場で待っていました。会議場に残っている人は名古屋COP10の時と比べて格段に少数でした。
日付が変わって交渉がまとまり、文章ができあがり、国連公用語への翻訳があり、1時15分に印刷したての温かい最終文書が配布され、壇上や政府代表席に人が戻ってようやく全体会議が始まりました。
 
全体会議は午前3時に終了し、臨時のシャトルバスがホテルに着いたのは明けがた近くでした。この日はお昼も夜も十分に食事ができなかったので、日本から持っていったフリーズドライの雑炊を食べて2時間ほど眠ったのでした。心身の疲労がとれるまで1週間かかりました。
 

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何が最後まで決まらなかったのかは次回に。
(鈴木希理恵 JWCS理事)
 
 
 
 
◆CO11で何が決まったのか?政府代表団の報告
 
 

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最後の写真はようやく始まった全体会議